2010年12月21日号

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2010年12月21日号 No.04
トップタイトル

 ・好業績を謳歌する中国の太陽電池メーカー

  2011年の需要停滞で忍び寄る再編の危惧

   中国の太陽電池メーカーは出荷拡大をベースに好業績を謳歌している。大手モジュールメーカー9社の第3四半期業績は、

  売上高平均が前期比26.3%増加、前年同期に比べ103.7%の増加と倍以上に膨らんだ。さらに1〜9月期は、売上高が

  前年同期を130.6%上回り各社とも大幅な増益を達成した。

 

 ・三浦地域資源ユーズ、バイオマスセンター稼動

  バイオマスタウン構想が結実

   三浦地域資源ユーズが建設を進めていた三浦バイオマスセンターが本格稼働を開始した。「三浦市バイオマスタウン構想」を

  具体化すべく生まれた同社は、従来の第3セクターよりも実態は民間企業に近い。その運営手法は地域再生のあり方、

  地産地消のバイオマスをどのように活用するかの実例でもある。

 

太陽光発電

 ・シャープ、堺に新型高効率単結晶太陽電池の新ライン
  2011年3月稼働予定で年産200MW設備建設

 ・三洋電機、セル変換効率21.6%の高効率太陽電池量産
  HIT太陽電池Nシリーズを来年2月欧州発売

 ・三菱化学、有機太陽電池とEL照明を事業化
  2015年合計で800億円事業に

   
バイオマス

 ・三浦地域資源ユーズ、バイオマスセンターが稼働
  バイオマスタウン構想が結実

 
スマートグリッド

 ・住友林業、住宅用蓄電池システムを2011年発売
  10〜12kWh程度を想定

 ・ミサワホーム、エコフラッグシップモデルが完成
  蓄電池システムなどトヨタと連携

 
LED
 ・大光電機、LED照明売上56億円に拡大
  市場規模400億円超に
 
その他エネルギー

 ・Jパワー、CO2分離回収設備は千代田

 ・JR東日本、川崎火力発電所4号機など鹿島

  
リサイクル

 ・日立製作所と同和鉱業、希少金属をリサイクル

  ネオジムとリチウムを回収

 ・明電舎、ゼオライト分離膜でリサイクル
 ・日本製紙、ボイラ燃焼灰で雑草抑制材
 ・東京エレクトロン、希少金属リサイクル
 ・住友商事、古紙回収などでポイント
 
廃棄物
 ・歌志内市のごみ焼却施設は来春着工
 ・氷見のごみ焼却施設建設は2011年度着手
 
土壌浄化
 ・住友大阪セメント、汚染土壌処理業許可取得
 ・大成建設、シアン汚染土壌をサイト内浄化
 
排出権

 ・ICT活用CO2排出量取引の新手法実用化

 ・パナソニック、排出権つき電子実装システム

 ・日立建機、カーボンオフセット対象機種拡大

 ・大日本印刷、グリーン電力利用ICタグラベル

 
環境事業

 ・豊田通商、インドにレアアース製造工場建設

 ・横浜ゴム、エコ事業所登録制度最高ランク

 ・セリウム使用量低減研磨システム開発 

 ・東京海上日動、2020年度CO2排出40%削減

 

統計資料

 ・プラスチック廃棄物、2009年有効利用率79%

 ・環境装置、10月受注304億円で15.1%減少

 ・2009年度フロン回収、3,601トンで172トン減

 

サマリー
 ・2010年11月22日〜12月3日