2011年2月8日号

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2011年2月8日号 No.07
トップタイトル

 ・大規模市場に拡大するインドの太陽光発電

  2020年に20GWへの拡大目指す

    ドイツをはじめとする欧州の先進地域で、政府補助の削減から太陽光発電の導入減速が予測される中で、アジアで

   インドの市場拡大が見込まれている。インド政府が太陽光発電を2022年までに20GWに拡大する目標を打ち出し、

   無電化村に対する電源確保や街路灯などを含めた補助金政策により普及を目指しており、現地メーカーはもちろん、

   市場多様化に向けて中国メーカーなど海外からの太陽光発電システム供給もスタートしている。

 

 ・石炭火力発電所の木質バイオマス混焼拡大

  地域振興とCO削減策

    電力会社をはじめとする火力発電所の木質バイオマス混焼が広がりつつある。先駆けとなった四国・北陸電力を追う形で

   2010年には各社の計画が出揃った。新日本製鐵も自社の発電所で2011年度から本格的に実施する。CO削減策として

   年間数万トンが見込める。またCSRの一環として地域振興につなげる考えも出てきた。

 

太陽光発電

 ・京セラ、世界5拠点で2012年太陽電池生産生産1GW
  世界5拠点でセル・モジュールの生産体制拡大

 ・中国政府が「多結晶シリコン工業進入条件」を発表
  新増設規模年産3,000トン・自己資本比率30%以上を設定

    
バイオマス

 ・リチウム電池正極材、2011年も投資合戦続く
  JX日鉱は16倍に増強

 ・宇部〜日立マクセル、リチウムイオン電池で合弁会社

  セパレータで100億円目標

 
二次電池・素材

 ・昭和電工、LiB用カーボン下地アルミ箔量産

 ・丸紅/本荘ケミカル、炭酸リチウム製造合弁

 ・パナソニック電工、大容量LiBパック発売

 ・三菱マテリアル、錫主成分合金でLiB材開発

 ・三井金属、LiB用マンガン系正極材を生産

 ・関東電化、LiB用電解質の生産体制増強

 ・GSユアサ、EV用LiBの2次利用実証試験

 
電気自動車

 ・マツダ、2012年春からEVのリース販売開始
  HEVはアライアンスを重視

 ・日立金属、米社とネオジウム磁石で合弁

 ・安川電機、SiC採用のモータドライブ開発

 ・安川電機、車載電池用急速充電器発売

  
スマートグリッド

 ・大林組、BILCON-Σ活用でビルのLCC低減
  見える化で省CO2意識を喚起

 
その他エネルギー

 ・NEDO、北京で交通情報システム実証研究

 ・東芝、ブルガリア企業にエネルギー協力
 ・日立/東京電力、高効率熱源機開発
 ・北陸電力、新型アモルファス柱上変圧器
 ・中電/東電、アイドリングストップ給電
 ・和歌山共同火力、発電所リプレース
 
水力発電

 ・中国電力、ベトナムの水力発電でコンサル

 ・東京電力、出力240kWの砥川発電所運開

  
廃棄物

 ・西紋別地区環境衛生組合、最終処分場建設

 ・野田市、新不燃物処理施設は極東開発

 ・日立造船、北海道のごみ焼却施設受注

 ・宮城県角田市にクリーンセンター建設

 
環境事業
 ・コニカミノルタ、グリーンファクトリーレベル1
 ・クラレ、省エネ可染ポリエステル長繊維
 ・富士ゼロックス、電力環境負荷監視システム
 ・大和リース、環境対応プレハブ発売
 ・鹿島、環境負荷低減アルミカーテンウォール
 ・パナソニック、エアコンリサイクル料金改定
 
サマリー

 ・2011年1年17日〜1月28日