2011年2月22日号

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2011年2月22日号 No.08
トップタイトル

 ・韓国の太陽光発電、RPS法導入で拡大続く

  再生可能エネルギー産業育成で40兆ウォン投入

    韓国は「再生可能エネルギー産業発展戦略」により、2015年までに世界5大新再生エネルギー国への飛躍を

   目指しており、世界の太陽電池市場でシェア15%獲得が目標。すでに、韓国は原料のポリシリコンから太陽電池

   モジュールの部材を含め、太陽電池関連産業は輸出比率が高く、必ずしも国内市場規模は大きくない。さらに

   2011年にはFIT(電力差額支援制度)の失効が控えている。ところが、2012年からRPS法(電気事業者による

   新エネルギーなどに関する特別措置法)が実施されるため、大型の太陽光発電所建設が期待されている。

 

 ・水素インフラや風力発電拡大に期待〜独NRW州

  電気自動車は2020年までに25万台

    ドイツは電気自動車(EV)を普及させる計画を打ち出した。これに沿ってノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州は、

   2020年までに25万台の普及を目指す。その概要や再生可能エネルギービジネスの展開をエヌ・アール・ダブリュー

   ジャパンのゲオルグ・K・ロエル社長に聞いた。

 

太陽光発電

 ・住友商事、イタリア・フランスで太陽光発電事業
  累積持ち分発電量は30MWと日本企業で最大

 ・明電舎、高効率PCSで売上げ100億円目標
  太陽光発電インテグレーター事業に注力

 ・京セラ、メガソーラーに3MWのモジュール供給
  仙台太陽光発電所の2MWと八戸太陽光発電所の1MW 

 ・伊藤忠、米国最大のPVシステム販売会社

 ・阿特斯、欧州の太陽光発電に太陽電池供給

 ・三井住友建設、仮囲い一体型PVシステム

 ・海潤光伏、独RenoSolar/BSHとモジュール供給契約

    
電気自動車

 ・2010年のハイブリッド車、トヨタは世界で69万台販売
  ホンダも新モデル相次いで投入

 ・日立電線、電気自動車用壁掛け充電器開発

 ・センコー、EVトラック実用化で試験運用開始

 ・JX金属、EV用プレス・めっき加工工場建設

 ・ベスト電器、「i-MiEV」の取り扱い開始

 
スマートグリッド

 ・三菱重工、インドでスマートコミュニティの包括契約
  デリー・ムンバイプロジェクトの一環

 ・日本のスマートメーター、狭義の規格でスタート
  世界市場は年間数千万個規模

 
風力発電

 ・日立、風力発電用発電機製造工場を増設
  約40億円で能力増強しグローバル市場拡大に対応

 ・鹿島、日本海発電向け福浦風力発電所運開

 ・Jパワー、あわら・桧山高原の風力発電運開

  
バイオマス

 ・新出光、商用バイオ水素プラント建設

 ・中国電力、三隅でバイオマス混焼発電

 ・川崎バイオマス発電所、3.3万kWが営業運転

 ・東レ、膜技術利用しバイオ変換技術開発

 
水力発電

 ・関西電力、20カ所で水力発電所設備更新

 ・東芝、米国揚水発電所向け発電設備受注
 
燃料電池

 ・東京ガス、家庭用燃料電池の新製品

  
LED照明

 ・三菱化学、調色/調光型有機EL照明量産

 ・シャープ、高出力・高演色照明LEDデバイス

  
その他エネルギー
 ・ホンダ、ドイツで小型コジェネ発売
 ・住商、内航コンテナ船活用モーダルシフト
 
水処理
 ・日本IBM、下水道事業IT推進勉強会設立
 ・電源開発、下水処理場汚泥固形燃料化事業
 
排出権
 ・ニチハ、CO2排出削減事業を開始
 ・凸版印刷など、CO2排出量取引で実証実験
 
サマリー

 ・2011年1年31日〜2月10日