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最後のフロンティア ミャンマーの可能性

日・英・ミャンマー3カ国語対訳 経済貿易・機械・医療関連用語集

アジア最後のフロンティア、ミャンマー成長の可能性を展望

発刊   2015年2月12日
体裁   B6判 336ページ
定価   本体価格1,500円+消費税
発行   (株)重化学工業通信社
コード   ISBN978-4-88053-158-8

 2011年の民政化以降、急激な変化を遂げつつあるミャンマー。アジアでは最後のフロンティアとしてこれからの経済成長を期待される国です。すでに日本企業の進出も増えてきており、ミャンマー自体が親日的であることがより期待感を高めさせていますが、一方では少数民族と現政権との融和が思うように進まない状況も抱えており、まだまだ不透明感が強いのも現実です。
 本書は長年に渡ってアジアの企業を取材し、ミャンマーも前軍事政権時代から年に数回は必ず訪問、同国の変化をつぶさに見てきた著者が今後の同国の成長の可能性を展望したものです。
 ミャンマーが抱える問題は非常に多く、真の成長を遂げていくためにはまだまだ時間がかかる見込みですが、本書では主に企業取材を通してみてきたミャンマーの人々の勤勉性や優しさがミャンマーの国としての形をいい方向で創っていくだろうとの著者の思いを原点として、その成長に日本がどう関わっていくべきかを推敲したものです。
 もうすでに日本からも多くの企業が進出を始めていますが、本書をビジネスにおいてミャンマーで成功するための欠かせない条件は何かをあらためて振り返る指南書としてご活用いただくと同時に、「ビルマ」から「ミャンマー」に変わり軍事政権から現在の民政化したテイン・セイン政権の先進性をあらためて認識する書としてご一読いただければ幸いです。

目 次

1章 癒しの国ミャンマー
施しを最重要視するミャンマー人
外国人も無料で受け入れる老人ホーム
根っから親日家 ウ・テハン
「ビルマ方面戦没者遺骨収集政府派遣団」を世話
捜し求めた「マルモ」氏が目の前に!
テハン氏関係のミャンマー人とバンコクで遭遇
バンコクから日本企業のミャンマー投資を支援する宇塚レオン氏
2章 ミャンマー連邦共和国の悩み
アジアの中心めざす首都ネーピードー
135もの少数民族抱える連邦共和国
イスラム教徒の暴動の背景
ミャンマーの地の果て 中国国境ムセを訪問
《出国許可》が無い、とバスから降ろされる
賑わうムセに3か所ある「中国国境」
ムセでは付き合わざる得ない隣の中国人
ヤンゴンからバスでタイに戻る
泰緬鉄道の跡を見つける旅
遅々として進む「東西回廊」
テイン・セイン大統領とスーチー氏
急激な変革に伴う大損を我慢したミャンマー人
「民主化」を急ぎすぎた軍事政権
3章 ミャンマー人がいるビジネスの現場
マンダレー ゴールド物語
タイ人観光客もびっくり マンダレーの金箔工場
「100%ミャンマー人として生きる」中国人
珍しい沈香(じんこう)ビジネス
日本の衣料メーカーも中国から進出してきた中部のピイ
うまい日本食が毎日食べられる地方都市
イラワジデルタ中心の街パティン
銘菓「ハーラワー」を作る工場
新婚夫婦が未知の事業にチャレンジ すぐ成功
資金が無くても起業したミャンマーの女子工員
ヤンゴンのローカルの縫製工場
日本向け受注も計画
現在は熟練工の多くがタイなど海外で働く
ミャンマー国内市場がメーンの強み
中国生産を上回った奥田縫製
最大の韓国系縫製工場
ミャンマーを盗みゴミ箱扱いする中国
中国の偽物に対抗する製品開発
英国人と合弁で信楽焼の狸を焼くミャンマー人
ダウェイの地場産業
世界の海で活躍する船員を育成
「タイに帰りたい」ミャンマー人
「経歴を調べたら大卒だった」タイ工場のミャンマー人
タイで日系企業向け凄腕経営のミャンマーの少数民族
日本政府によるミャンマーへの債務免除に強く反対
4章 ミャンマーの工業団地
工業用地の整備を進める政府
ティラワ開発に関心高める日本企業
タイと直結するダウェイ経済特区(DSEZ)開発
ホーチミンからの「南部経済回廊」がダウェイまで「開通」
工事以外のトラック往来はまだ皆無に近い
武装民族への道路通行税はバーツで支払う
国境にカレン民族解放軍と提携するタイの工業団地
5章 ミャンマーで勝つには
「日本企業は売る気がない」の評価では勝てない
ミャンマーは「最後のフロンティア」か
ミャンマーも人手不足
児童の雇用を誇る経営者
労働力不足はコンピュータ化で解消する
天然資源が豊富なミャンマー
農業の潜在力は大きいが…
「有機農法」を売るミャンマーの農業
ミャンマーで農業に取り組んだ石塚氏
法令順守では勝てない?
6章 世界に翻弄されたアウンサンスーチー氏
スーチー氏を激変させたモンユワ騒動
中国側の仏教軽視が背景
鉱山問題の背景に欧米の諜報活動も?
軍の無法には無法で対抗し続けたスーチー氏
経済低迷に直結する「スーチー・リスク」が減少


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